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日本政治の実像と虚像

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第184号 民営化の中身は

マスコミが作った小泉圧勝?

2005年09月20日

衆議院選挙も、ふたを開けたら小泉自民党の圧勝でおわりました。

 最後まで「郵政民営化」の中身を詳細に検証することなく、小泉首相の決意や「改革を止めてはいけない」、「郵政民営化は改革の本丸」といった言葉に、多くの国民が賛意を示した結果でもあります。

 一方、民主党はそれに対抗するのに、年金等「もっと大事なことがある」と訴えたわけですが、小選挙区、特に大都市で惨敗でした。

 もともと、都会では候補者の直接の顔を見ることも少なく、その話も詳しく聞くことなく、多くの方々が報道等の情報を頼りに投票にいきます。
 
 したがって、マスコミの影響は計り知れないものがあります。
 そのような中で、改革や民営化という言葉は、限りなくプラスの響きをもっており、それに反対するのは、悪だといったイメージがあります。
 そこをうまく利用したのが、小泉さんであり、それに受けにまわったのが民主党ということになるのではないでしょうか。

 しかし、今回の郵政法案は、少なくとも簡易保険と郵便貯金に関わる会社は民営化といえるのかもしれませんが、郵便局株式会社はその存続に公的資金を補填するということは、民営化とはいわないのではないかと思います。

 だといたしますと、今回の郵政法案は「郵政民営化法案」ではなくて「郵政4分社化法案」あるいは「郵政一部民営化法案」と伝えるのが、法案をより正確に伝えていたのではないかと思います。

 しかし、マスコミも同調して「郵政民営化法案」と一括りにしたばかりに、賛成が正しいという論理になってしまったとも思えるのです。
 そういう意味ではマスコミが事実を大事につたえるという基本的なことに欠落していたのではないでしょうか。

 また、連日「刺客」候補者をワイドショーでとりあげて宣伝していたわけですから、その広告費たるや膨大なものです。

 そんなことを考えますと、今回の選挙結果はマスコミがつくったといっても過言ではないでしょうし、そこまで計算されて選挙を戦ったとすれば、小泉さんの演出は天下一品ということになります。

 これで、当分衆議院の解散はないと思いますが、今回の選挙ドラマ、みなさんはどう感じられたでしょう。