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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第424号 すべてがこれから?

原子力防災訓練から

2012年06月10日

この9日、本県において、原子力防災訓練が行われ、しばらくの時間しかありませんでしたが、県庁における訓練現場を視察してまいりました。

 原子力防災訓練は今日までもありましたが、福島原発の事故を教訓に、30キロメートル圏外への避難を想定したものは、初めてです。

 土曜朝、7時半に原発事故が起こったという想定で、30キロメートル圏外にある県庁をオフサイトセンターの代用として、各地・各団体から責任者を集め、情報交換からスタートしました。

 本県のオフサイトセンターは、志賀原発から5キロメートルのところにあり、新たなセンターの設置そのものがどうあるべきかということも、今回の訓練の一つの課題であったと思います。

 訓練現場では、コピー機など様々な機器が会議室に用意されておりましたが、いざというときを考えれば、常設でなくてはいけないでしょう。

 また今回は、隣県氷見市からも職員が参加していただいておりましたが、石川県庁までの所要時間をお聞きすると1時間はかかるとのこと。

 訓練では、当初の会議に参加しておりましたが、本番ということになれば、このような地域からのスタッフは当然遅れることを想定しなくてはいけないでしょう。

 また志賀原発から北に位置する市町の住民の緊急避難は、当然北方へということになっておりますが、それらの市町の職員のみが、原発地域を横切って県庁まで南下してくるのにはどうすればいいのか、訓練を見ながらいざというときの実態を想定したというには、課題や疑問がまだまだあります。

 そういう意味では、まずやってみてということからスタートしているというのが、本当のところであるなと感じて帰ってまいりました。

 原子力に関する専門性を有した人材は残念ながら地方にいるわけではありません。

 まさに国が責任をもってという点が余りに多いのがこの分野でありまして、地方の限界を感じつつ、一日も早い原子力防災における国の指針が明確にでてくることを期待してやまないところであります。