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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第440号 自縄自縛の「近いうち」

衆議院選挙の争点は?

2012年11月20日

14日の党首討論から、一気に衆議院の解散が加速し、年末選挙ということになりました。

 かねがね、3点セット(第433号9月10日付け参照)が解決しないかぎり、与党として解散すべきではないと申してきましたが、衆議院の定数削減問題だけは、次期国会に先送りとなりそうです。

 次期国会で間違いなく行われる担保があやしいとすれば、残念なことでありますし、0増5減にしても、今回の選挙で適用しないとすれば、違憲状態のままの選挙ということでありますから、重ねて問題が尾をひきそうです。

 野田総理は自ら発信した、「近いうち」という発言に拘束されて、解散の前提条件を100%満足な形では処理できなかったということでしょうが、ねじれ国会の中では、これが精一杯ということなのかも知れません。
 その評価は今後の課題でありましょう。

 さて、選挙となれば争点ということになるわけですが、普段、選挙区で争っている自民・民主が共同で消費税等の法案を通過させている以上、違いというものを明確にすることが難しいのが、今回の選挙の特徴ではないでしょうか。

 しかし、アメリカのように2大政党になかなか収斂してゆかない我が国において、大きな課題も政党間で話し合い、課題を解決するという、今回の「与野党含めた3党合意」のようなあり方は、今後も期待されるでありましょうし、そこに先鞭をつけたという点では、政権交代あるいは民主党の成果といってもいいのではないでしょうか。

 マスコミは等しく自民圧勝といったニュアンスを流しておりますが、バランスが極端になりすぎると、55年体制に戻ってしまう可能性も否定できません。

 本質的なところでの、政党の熟度を挙げない限り、同じことの繰り返しにすぎないことを忘れてはいけないと強く思うものです。

 民主党県連幹事長として、選挙の責任を負わなくてはいけませんが、今は何とかいい戦いをできればと願うだけであります。