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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第464号 デフレは悪?

比較すべきは何か

2013年07月20日

参議院選挙も終盤を迎えておりますが、今回ほど、日銀総裁がクローズアップされた時は記憶にありません。
 報道を通じて、「異次元の金融緩和」であるとか、「インフレターゲット」であるとか喧伝され、インフレは望ましいものとして多くの国民の意識に植え付けられています。

 一方、これに反対される方々は、インフレには「いいインフレ」と「悪いインフレ」があり、今回のように実需増に伴った物価高ではなく、円安による輸入製品の高騰に伴う物価高は望ましいものではないと主張しています。

 賃金が上がらなくても、物価が下がれば実質生活は向上ということになりますが、物価が上がっても給料が上がらなければ、生活水準はマイナスとなります。

 果たして、今日までのデフレといわれている状況における生活水準が、今回のインフレ誘導によってよりよくなるのでしょうか?

 また円安にしても、輸入業者と輸出業者のドル建て決済の割合によって、プラスマイナスが違ってきます。

 円安が輸出産業にプラスといわれていますが、それもドル建てで決済をしている企業だけであり、その割合は長い円高の中で、減少しつつあるといわれています。

 だといたしますと、単純にインフレがいいとか、円安がいいなんていうコメントは、日本全体で見ますと、もっと分析が必要ということにならないでしょうか?

 技術革新や企業努力による製品の価格低下は消費者にとって嬉しいことでありますし、今話題となっておりますシェールガスの生産が本格化してくれば、間違いなく大きな物価の低下をもたらす可能性があります。

 何事も鵜呑みにせず、多方面から学ぶ必要性を痛感する昨今であります。