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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第016号 目前に迫った選挙について想う

困っているのは有権者

2000年06月1日


さて今月には解散総選挙が行われようとしております。

今回の選挙にあたり、先ず感じますのは小選挙区制度のねらいと現実とのギャップです。

そもそも小選挙区制度は政権交代可能な2大政党を目指して行われたものですが、中央集権的な補助金行政を温存したままでは、時の与党に極めて有利な選挙体制といわれます。

また、政策のある程度の一致が見られる政党の存在が、その前提になくてはならないと思っています。

しかし、実態はどの政党とも、国民の目からみれば政策の違いを意識できるほどしっかりした基本ビジョンを伝えようとしているとは思えない、そのように感じております。

従って、結局人で選ばなくてはということになれば、この選挙制度と現実とのギャップの中で一番困っているのは有権者ということになるのではないでしょうか。

制度の意義などに、もっと真剣に取り組んで欲しいと率直に思います。

けれども現実には選挙が目前にあり、その結果によってこれからの日本を左右してゆくとするならば、1票の行使は重要です。

組織政党の相対的なウエイトを減らそうとすれば、多くの人が投票に足を運ぶ事が肝心です。

私は1年8ケ月前に生んだ奥田建代議士をやはり育てることが、責務と思っていますが、金沢市の皆さんはどのようにお感じでしょうか。