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WEEKLY INSIDE STORY

第020号 選挙結果を読む–金沢選挙区

2000年07月10日



比例での投票結果


自民党(75,869)+公明党(17,045)=92,914


民主党(67,535)+自由党(21,456)+社民党(12,895)=101,886


共産党(15,552)



小選挙区での投票結果

?

馳 浩


107,179

奥田 建


100,392

佐藤 浩幸


11,988

上の表は今回の選挙結果です。

比例の各政党の得票数の合算は下記の候補者を支援したものですが、これを見るとこんなことが推測できるのではないでしょうか。


1. 今回の金沢選挙区は激戦を反映し、共産党も自らの支持者をまとめきれずに、馳、奥田両氏の戦いに埋 没した。

2. 組織の戦いという捉え方をすれば、奥田候補は勝っていたのではないか。

3. にもかかわらず敗れたのは、馳候補が獲得した票と、自民、公明が獲得した票の差(14,265)が勝敗をわけた。しかもそのかなりの部分が比例での投票をしていない。将に馳候補の名前のみ投票してきた有権者が今回の選挙の鍵となっているとことです。


選挙区の投票しかしない有権者の層を皆さんはどのように分析するでしょうか。

それがこれからの金沢選挙区の一面をずっと示して行くのでしょうか。それともあくまでも馳候補の個人票と解釈するでしょうか。

たかが数字ですが、その裏を考えると意外と興味をそそるものではないでしょうか。

みなさんどう思います?