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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第081号 1票の重みを実感できますか

知事選挙をおえて

2002年03月20日


この3月17日、石川県知事選挙がおこなわれました。現職と共産党新人との一騎打ちとなり、おおかたの予想通り現職の圧勝でおわりました。

マスコミの論点は偏に低投票率をどう理解するかということでありました。

報道等をみておりますと、結果が最初からわかっているからというコメントが多かったように思えます。

そもそも、県の行政は市町村行政に較べると市民にとってそれほど近いものではないということが一つあります。

従って、私の1票がどう政治に反映してゆくのか見えないわけでして、それは日本が経済的に成熟してきた結果ともいえます。

そんな状況をそのままにして、いくら投票率の低さを嘆いてみても、始まらないのではないでしょうか。

寧ろ、もっと政治を実感できるシステムの構築こそ急がれるべきであります。

それは、やはり権限の地方への委譲であって、自分たちにより身近なところで政策が決定されてゆくことこそが大事だと思っています。

連日、国会ではムネオ氏のことが取り上げられ、全国でマスコミを通じて多くの方々が関心をよせておりますが、地方分権がより進んだときには、そんなことも身近なところでもっと起こってくるでしょう。

それでもそれが自分の身近なところであれば、自分の1票で意思表示ができます。

これこそが地方分権の最大のよさであり、良くも悪くも地域に自己責任をもつ市民をふやしてゆく鍵をにぎっているのではないかと確信をしている次第です。