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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第101号 またも露呈ー選挙制度の欠陥

比例当選者の身分は?

2002年10月10日

社民党の田嶋参議院議員が7日、同党を離党、無所属で議員を継続するとの報道がなされました。

かねがね、選挙制度にはベストというものがなく、欠陥を指摘してきましたが、今回またその問題点が浮き彫りになりました。

そもそも比例で当選したということは、建前上政党名で投票されたもので、その議席は政党についたものです。

従って、その政党を離れるということになれば、離職するのは当然であります。

当のご本人にすれば、法律上何も問題ないということになるのでしょうが、それが許されるとしたら制度そのものの欠陥であり、そんな制度を放置していた国会の責任といえます。

また片方から見れば、政党自身が票集めのために、自らの政党との関わりを深く突き詰めずに、所謂タレント候補を担ぎ上げているという現実に、政党側の責任も問われなくてはいけません。

そうすると今回のドタバタ劇は五十歩百歩ということになるのかもしれません。

しかし、私は寧ろこんな問題を、起こるまで想定できない法律しか作れない国会の思慮の浅さのほうがより罪が大きいと思っているのですが、皆さんはどう思われるでしょうか?