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WEEKLY INSIDE STORY

第105号 陳情行政にも「IT」活用を!

何も変わらない役所まわり

2002年11月20日

今回、また東京陳情の機会をえ、国土交通省の各階を順番にまわってきました。

事務局で作成された陳情書を持参します。

そこで、かいまみますと担当の方が各地方からきた陳情書に基づいて要望等をパソコンに入力しているようです。

全国の市町村の数を考えますとそれだけでも大変な労力です。

しかし、一方今政府では電子政府をめざしており、霞ヶ関と各県はインターネットで既に接続が完了しています。

そして2、,3年後には全市町村がITを利用して、電子やりとりが可能になるのです。

そんなことを考えますと、陳情文書をあいもかわらず持参し、頭をさげるこのシステムもそろそろ変わってもいいのではないかと強く思うものです。

中央省庁にしても、全国一律の形式を統一して電子メールで送ってもらったほうがどれだけあとの整理が楽なのではないでしょうか。

この補助金行政が中央省庁の権限の源とすれば、これだけは変えたくないというのが本音かもしれませんが、そもそも助成箇所の優先順位を霞ヶ関で決めることに疑問がでているのが、今の状況です。

陳情で東京へという一極集中を加速するこの制度からはやく決別したいと思いますが、一体いつのことになるのでしょうか。