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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第131号 役所用語は改善されたか?

国立国語研究所の発表をみて

2003年08月10日


このシリーズのWIS第8号(2000年3月10日)で、 私は役所用語での外来語の乱発に問題点を提起しました。

以来早3年余り経っているわけですが過日、 国立国語研究所がなじみの薄い外来語を日本語に置き換える「言い換え語」を発表しました。

大変嬉しく思うとともに、 相手にいかに分かりやすく伝えるかという会話や文章の基本を改めて感じたものです。

ちなみに、 この2月に開催された石川県議会第1回定例会での谷本知事の議案の提案理由の説明で、 どれ位外来語が使われていたのか調べますと、以下のようでした。

これ以外にもカタカナはある訳ですが、 皆さんはすぐ意味がピーんとくるでしょうか?

 1.新県庁は県政の新しいステージです。
 2.県民エコステーション
 3.いしかわシティカレッジ事業
 4.コールセンター
 5.トレーサビリィティ・システム
 6.ワークショップの開催
 7.キックオフ宣言
 8.いしかわスーパーハイスクール
 9.県土ダブルラーダー構想
 10.グリーンツーリズム

このような外来語は日常役所ではよく使われるのですが、 日本語を大事にするという視点からも、 言い換えを務めて努力することも必要ではないでしょうか。

この9月には会派の代表質問を行う予定ですが、 私自身もカタカナのない原稿に挑戦してみたいと思っています。