今般、地域の公民館長を引き受けることになりました。 この4月から2年間の任期です。

　年度替りで、契約の更新や新しいスタッフの人選等、 本来非常勤の任務にもかかわらず、かなり大変です。

　しかし、これも私が縁あっていただいた責務と思い、 頑張ってゆこうと思っています。

　さて、公民館活動の目的は昭和24年制定された社会教育法の中で、

　　公民館は、市町村その他一定地区内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって 　住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。

　と謳われています。 以来その方針に基づいて各種の事業が地域ごとに行われていますが、 時代は当時と相当変わっています。

　現在生涯学習という点では、カルチャセンターが民間で行われていますし、 スポーツの種類も増え、各自が自由に選択し、その場もあちこちに提供されています。

　昭和24年当初は、そんな施設すら他になかったのでしょう。 きっと、公民館に期待されるものは大きかったと推察されます。

　しかし、今はかなりの人が公民館なんて行った事がないというのが実態です。

　従って、時代にあった公民館活動というものは、どうあるべきなのか、 今問われているともいえるのではないでしょうか。

　勿論、地域ごとに様々であっていいわけですし、答えは一つではないのでしょう。

　スタッフも半分位は始めて公民館の御世話をする方々ですので、 「走りながら考え、考えながら走る」 そんな中から長田町公民館の活動を活性化してゆけたらと思っています。