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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第166号 悩ましい航空ダイヤ

航空会社への陳情から

2005年02月1日

今般、小松空港ならびに能登空港の機能強化のための陳情に、日本航空ならびに全日空に陳情にいってまいりました。
 日本航空に対しては、週4便のソウル便が時間帯が悪く(小松発15:20ソウル着17:20、ソウル発12:25小松着14:05)、こちらから行くとソウルにつくと寝るだけで、帰りはまた早朝出発でゆっくりできない。結果2泊3日で、中身が一日しかとれないこのダイヤの改善をお願いしました。
 全日空に対しては、これまた能登ー羽田便の時間帯が悪く、今回の陳情も2泊3日でないとできないという、共に航空ダイヤの見直しをお願いしたところです。
 しかし、これらのダイヤは、逆に韓国から本県にくる時、あるいは東京から能登を訪れる時、非常に便利な時間帯であります。
 つまるところ、どちらからの利用者を大事にするかということになってしまうのです。
 こちらからの利用者にも配慮してほしいけど、本県に来てくれるお客さんも増やしたいということですから、誠に弱ったものです。
 電車のように便数が多ければ解決できる問題ですが、羽田空港の状態、また航空会社も余裕がないことなど考えますと、当分これに対する、抜本的な解決策はないというのが本当のところといえます。
 だといたしますと、本県にお金を落としてくれるお客さんを大事にしたいと思うのですが、ソウル便は日本人のウエイトが高く搭乗率を確保するにはそうもいっておられません。
 誠に悩ましい問題の一つであります。
 「韓流」ブームが都会ほど起こっていなくてという相手方のコメントがありましたが、民間企業故に搭乗率が悪ければすぐ運行停止にしてしまう、そんな時代になってきているのは間違いない事実であります。
 あたりまえといえばあたりまえなのですが、規制緩和の時代の一つの象徴ともいえるのではないでしょうか。