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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第172号 行政がお見合いまで

いしかわエンゼルプラン

2005年04月20日

少子化対策や次世代育成支援事業は、地域の将来にとって大変重要な課題ということから、全国的に対策が検討されています。
 本県でもこの3月「いしかわエンゼルプラン2005」と銘打ったプランが策定されました。
 これは2001年版の改定であり、これから5ケ年の計画であります。

 既に本県では保育所普及率は全国トップクラス、延長保育、休日保育も先駆的に行うなど、それなりの成果をあげてきておりますが、依然として合計特殊出生率の低下に歯止めがかからないなど、さらなる対策の推進が求められ、この計画に至ったのです。

 具体的には、身近な保育園を事前に登録しておき、そこで育児体験ができたり、一時保育サービスを受けれるようにするなどという「マイ保育園登録制度」の全県的普及を計ったり、きめ細かな対策がちりばめられています。
 
 もちろん少子化対策というのは限られた予算の中では、これだといった処方箋はなく、様様な対策を総合的に組み合わせるしかないのが実情と思います。

 ただ、今回出されたプランの中に未婚化・晩婚化の流れをかえる啓発・普及の推進といった視点から、結婚したい男女が結婚について語り合うタウンミーティングを年6回開催するということが決まりました。

 えっと思ったのは、これはお見合いの場の提供ではないかと・・・

 つまり行政もこんなことまでしなくてはいけないのか?
 あるいはそれくらい、この問題に対する対策がこれといったものがないのか?とつい思ってしまいました。

 県内6箇所でどんな形で行われるのか、これからお楽しみですが、果たして成果は如何に?