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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第188号 驚きのギャップ 

文化祭と小学校バザー

2005年11月1日

地域の公民館長を仰せつかって2年目にはいりました。
 少子化や個人主義の進展から、地域での公民館活動に参加される方が少なくなり、事業展開が難しくなってきています。

 そのような中、昨年の反省から、小学校のバザーと公民館の文化祭を共同で小学校体育館を中心に展開することにいたしました。

 狙いは的中、大変多くの方(当地域としては)にお集まりを頂き、ステージでの参加者達も喜んでいただけたと思いますし、地域の文化活動を広く見ていただいたという点で意義のあったものと思っています。

 しかし、実施の過程で育友会と調整したところ、あまりの感覚の違いにびっくりした点が多々ありました。

 例えば、

1.育友会は不審者が心配で、受付で名前を書いてもらい、名札をつけて入って欲しい。
  公民館活動は不特定多数の参加を予定している。

2.育友会は保護者の方にしか、食券を募集せず、当日のリスクを避けるため、予備の食券をあまり作りたくない。
  公民館活動は、地域全体に案内をかけるし、リスクがあってもある程度の当日用を用意しなければならない。

 など、調整をいたしましたが、議論の中で初めて認識の違いというものを実感した次第です。

 しかし、今日、学校・家庭・地域が三位一体になって、子どもの教育力を高めなくてはいけないといわれていますし、育友会活動が終わったら、地域のことは知らないというのでは、これまた問題があると思っています。

 そういう意味では今回の共同開催は課題もたくさんありましたが、継続してゆければと願っている次第です。

 しかし、館長の任期は明年3月いっぱいですし、育友会長もどうなるかわかりませんので、次の人に期待せざるをえないのが痛し痒しといったところでしょうか。

 ちなみに皆さんの地域の文化祭はどうですかね?