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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第243号 市民レベルで

中国から初めての訪問団

2007年06月1日

 この5月24日、中国大連からチャーター便が初めて小松空港に降り立ちました。

 双方向で、同日本県からも120名余りの訪問団が中国へ向いましたが、注目すべきは市民レベルでの大型訪日団が訪れたことです。
 団の半分以上は女性で、お子さん連れの方もおいでました。
 年齢も若い人は20代の方もおられ、さまざまです。

 大連東北国際旅行社武副総経理を団長に120名余りの観光団は、その日、芦原温泉に泊まり、関西方面に向かい、その後、金沢市に戻って市内観光の後、この27日帰国されました。

 今中国からの誘客が観光戦略として課題となっていますが、そこでの問題点は訪日するときに多額の保証金を積まなくてはいけないことです。
 一説では5万元ともいわれおり、日本円に換算しますと80万円位になりますか・・

 そのハードルを越えないと来日できないことから一般市民レベルでの誘客が先の長い話であったわけです。

 どうも今回は旅行社の方で、身元確認などそれなりの対応をして、この問題をクリアしてこられたようです。

 だといたしますと、台湾・韓国だけでなく、あの大きな人口を抱える中国から観光客を迎えることがぐっと現実味を帯びてくるわけで、かねがねそのことを期待していた一人として大変嬉しいかぎりでありました。

 26日には石川県日中友好協会主催で歓迎会を催しましたが、理事長としてつたない中国語での歓迎挨拶とテーブルを回って乾杯を重ねてまいりましたが、本県の印象は一様に大変よかったようです。

 たった3泊4日ですが、4県ぐらいをまたいで観光コースを設定していますから、国際観光では県境を超えた連携が必要であることもわかります。

 そんなことを考えながら、石川県日中友好協会理事長としても議員としても、本県への誘客を積極的に推進できるよう更に頑張ってゆきたいと感じた次第です。