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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第323号 衆議院選挙を控えて–その3

とうとう公示に。あと10日間

2009年08月20日

この18日、衆議院選挙が公示されました。

 麻生総理が誕生してすわ選挙かといわれてから、はや1年余り。実質の選挙戦がこれほどだらだらと延ばされたのは初めての経験のような気がします。

 しかし、とにかくこの30日には新しい衆議院の形というものが生まれます。

 従来とは比較にならないくらい、国政が日々の生活に直結する実感のある時代を迎え、関心は高いもの、あるいは高くならざるをえないのが実情です。

 出陣式での各候補者の一声を報道で見ておりますと、与党が実績よりも民主党批判を前面にだしているように見受けられます。
 そもそも、与党がそうした選挙戦術を取らざるをえないところに、あせりや限界とというものを感じてしまいます。

 さて、今回私が支援しております候補者の出陣式に、単独比例で立候補されるK氏が出席され、同時に決意を述べられました。
 元自民党参議院議員でありましたし、ご高齢ということもあり、民主党支持者の中で、違和感を感じておられる方がおられるのも事実であります。

 「民主党は脱官僚といっていたのに」とか、「いままでその反対候補を一生懸命応援していたのに、なんで?」とか、その想いはさまざまです。

 ただこの第一声で、「今の自民党は制度疲労をおこしており政権交代が必要だ。」そして「県政界が一人の方に牛耳られていると自分勝手になる」といった強烈な現状批判は、居合わせた多くの方に驚きをもたらしました。

 政党を変わるというのは、かなり勇気もいりますし、従来応援していただいた方への説明という面でも大変です。
 それでもなお、堂々と自民批判をされたところに、なにかふっきれた想いみたいなものを感じさせていただきました。

 小選挙区制度は、相手陣営への批判が多々ありますが、ついこの間まで自民党にいた方がその党を批判をされるというのは、何にもまして説得力があります。

 その功罪はわかりませんが、政党中心の政治である以上、大きな意味で政権交代につながってくれればと願ってやみません。