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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第327号 悩ましい政党所属

新進石川は?

2009年10月1日

本格的な政権交代の影響は、さまざまなところにでてきつつあります。

 各業界が、自民党を政権与党として応援してきた長年の経緯を捨て、少なくとも中立に動きつつあります。
 予算編成権を持つというのは、いかに強いかを実感するところです。

 同時に、本県においても、今まで政権交代可能な国政つくりを応援してきた我が無所属会派「新進石川」の帰趨が注目されつつあります。

 法律上は、政党は政党助成法に定義してありますように、国会議員のためだけのものであります。
 また補助金行政が直らない中での陳情行政が改善されないとすれば、時の与党であることを絶えず地方に要求する傾向はなくなりません。

 そんな制度の欠陥を抱えた中で、県民市民により近い地方議員のありかたとして、名前は古いけれども、想いは日本の最先端を走っているという気概をもちながら無所属を通してまいりました。

 しかし、今回の政権交代を契機に、政党所属の問題が再浮上しつつあります。

 過日も、もし小沢一郎氏から民主党入りを依頼されたらどうすべきかなど、議論がなされました。

 また、仮に入党するとすると、組合系の強い現民主党県連との整合性はどうあるべきかなど、課題はいくつもあります。

 しかし、一方では、中途半端より、政党に早く入った方がいいというものの考え方の方も多くいらっしゃいます。

 現在、わが議会内会派は民主党所属の議員さんとの混在ですから、全員が必ずということにはならないのかもしれませんが、これまた勢いというか、そんなことを考えますと、統一行動のほうが望ましいという見方もあります。

 私は今日までの長い経緯から慎重に検討したいと思っていますが、皆さんのご意見を是非お聞かせ願いたいとも思うものです。

 どちらにしても、国と地方が対等協力関係という認識が育ってくれば、ローカルパーティの存在意義やその位置づけがより充実されてくるのではと期待をしております。

 政権交代は嬉しい事ですが、悩ましい問題をもらったのも事実であります。
 はたして、どうしたものか・・・・