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WEEKLY INSIDE STORY

第332号 能登空港利活用について

能登ー札幌18,000円は魅力だが?

2009年11月20日

この12日から14日まで、能登空港利用促進議員連盟として、能登空港から、羽田を経由して札幌にいってまいりました。

 能登空港は、今話題になっております地方空港の中では優等生であり、当初より全日空と搭乗率保証制度を設けており、順調に今日までフライトが続いています。

 しかし、景気の低迷や能登での人口減少などにより、7年目を迎えた現在、搭乗率がやや心配となっています。

 その対策の一環として、この11月よりとられたのが、特定便乗り継ぎ割り引きです。
 28日前までの予約購入では、能登ー羽田ー札幌が、最低18,000円という価格設定がされ、その割引率は68%にもなるんです。

 小松空港からも同様の割引制度ができましたが、今般は能登空港議連の目的ということで、能登空港に車を止め、同行いたしました。

 行きは、羽田での乗り継ぎも1時間で、乗り継ぎゲートへのアクセスもエレベーターで1階上がるだけという形でしたので、それほど時間の無駄を気にすることなく便利さを実感することができました。

 ところが、帰りは羽田上空が強風で札幌ー羽田便が1時間遅れ、結果、羽田―能登空港便には間に合わず、次の小松空港行きに振り替えになりました。

 したがって、私は小松空港に予定より2時間余り遅れて着いてから、自宅を横目にみながら、小松空港から能登空港までバスで行き、そこからマイーカーで金沢に引き返す羽目になってしまいました。

 札幌のホテルをでたのが朝9時、家に着いたのが夜9時半です。

 せめて小松ー札幌の乗り継ぎを利用していましたら、これほどの不便はなかったのでしょうが、能登ー羽田便は1日2便ですからどうしようもありません。

 能登空港の利活用のあり方を一つの目的として札幌へ向かったわけですが、まさかうまくいかない実体験もさせていただくとは思ってもみませんでした。

 「ああ疲れた」というのが率直なる感想ですが、課題も見えた視察でありました。

 しかし、能登空港は能登半島の交通手段としてなくてはならないものです。
 これに懲りずに、多くのみなさんが札幌便も利用していただければと願ってやみません。