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日本政治の実像と虚像

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第354号 参議院選挙から

比例のまぎらわしさと閣僚応援

2010年07月1日

参議院選挙も中盤にさしかかり、あと11日となりました。

 政権交代後の最初の国政選挙ということで、政権交代への評価といったもののバロメーターにもなるのかもしれません。

 さて、連日閣僚の応援弁士が来県され、うれしい悲鳴ではありますが、その対応も大変です。けれども、これだけ続々とこられるということは、新人候補を擁立しているにもかかわらず、頑張れば勝てる地区という評価であります。

 事前の世論調査の精度というものを、どの程度に判断すればいいかわかりませんが、残った期間できることをする、これにつきると思っています。

 一方、比例に立候補している方が来県された折、半日お付き合いをしましたが、比例の当選方法を知っている方が少ないことが驚きです。

 それは衆議院にも比例を入れたせいであり、衆議院選挙では、「拘束名簿方式」で、各政党が当選者の順位を前もってつけています。
 もちろん、一部同一順位にして惜敗率で決まるという特殊性はありますが・・・

 それに対し、参議院は「非拘束名簿方式」で、当選は個人名投票の多い方から当選が決まります。
 政党名での投票は、個人名投票数と合算して当選者数を決めるときのデーターになるだけです。

 したがって、比例で出ている方は一人でも多くの方に自分の名前を書いてもらう運動をしなくてはなりませんが、市民の方々は政党名を書けばいいんでしょと思っている方が多いのです。

 こんなことからPRしなくてはならない比例に立候補している方にとっては、制度がかわってもやっぱり「全国区」は「全酷区」に変わりないようです。

 みなさん、勘違いされてはいないでしょうかね?