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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第381号 東日本大震災からーその2

県議選告示も控えて

2011年04月1日

この1日から、統一地方選が始まります。県議6期目への挑戦ということになりますが、自分の目指す政治状況にはほど遠いというか、先の長い目標に向けて、初心を忘れず頑張ってゆきたいと思っております。

 さて、震災からはや20日余り。行方不明者1万人を超える中、生存者の声を聞くことができなくなりました。

 なおご家族等を探しておられる方がおいでる一方、復興への歩も進めなくてはいけません。
 なんともやるせない災害であります。

 本県では、新年度を迎え、入社式などで気持ちを新たにしておられる方も多いことと思いますが、被災地への想いをもちつつ、気持ちを前向きに頑張ってほしいものと思います。

 また、福島の原発事故を見ながら、改めて安心して住める、安心して水を飲めることの幸せを実感すると共に、そういう安全へのコストをどう担保してゆくべきか、今後への課題が多いことを思い知らされます。
 
 気持ちの中では、選挙どころではないとの想いですが、地震体験県としてのノウハウを、被災地に向けて現在どう活かしているかということをチェックしながら、この戦いを進めてまいりたいと思っております。

 能登半島沖地震の折には、金沢は被害が殆どありませんでしたが、風評被害で観光客が減りました。
 今回の福島原発の放射能漏れは、海外から見れば、日本全体の風評被害につながる恐れもあり、事実すでに外国人の海外脱出も報道されています。

 「後追いから、先読みへ」そんな行政に変わるよう頑張りたいと思っております。