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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第400号 中国訪問から

変化を逆から

2011年10月11日

 この6日から10日まで、石川県日中友好協会の訪問団として、中国南京・蘇州・上海を訪れてまいりました。

 今回は、本県内で中国江蘇省内に姉妹都市を抱える市町の代表団をお誘いし、一同で訪問することを主目的にして企画をいたしました。
 おかげさまで、羽咋市・白山市・内灘町・かほく市から首長さん議員さんはじめ40名余りの方がご一緒していただきました。

 江蘇省首都であります南京で江蘇省対外友好協会の歓迎を受けたあと、姉妹都市関係のある市町の方々は、それぞれに友好都市に行かれ、その間、我々は金沢市と姉妹都市関係にあります蘇州市を訪問することにいたしました。

 私にとって蘇州市訪問は、市議会議員の時に日本庭園をかの地に建設するお世話をさせていただいたのを契機に、もう10回近くになったのではと思います。

 行く度にその変わり様に驚かされますが、今回は江蘇省内で一番の稼ぎ頭であります蘇州市の近代化を目の当たりにする一方で、急速になくなってゆく蘇州市の古いたたずまいにも驚かされた次第です。


 水の都といわれた蘇州市のイメージは、やはり小河川・用水とそれに沿って並ぶ白壁の民家であろうと思います。

 かっては、旧市街ではあちこちで見ることができたのですが、開発が進み、今回あえて平江路という数百年前からある一角にご案内をいただいたということは、逆に言うと、それだけそのような地域が少なくなっている証左でもあるわけです。

 平江路というのは、度重なる蘇州市訪問で初めてご案内いただきました。
 今後、観光地として来訪者も増えるということでしょうが、一抹の寂しさを感じつつ、近代化の中で避けては通れない街の変貌というものを否応なしにみせられた一時でもありました。