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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第547号 強靭性の強化と脆弱性の抑制

日中関係の今後~講演から

2015年12月20日

 過日、石川県と日本国際問題研究所の共催で、県民国際フォーラムがあり、「中国情勢と日中関係」というテーマで、東京大学教授高原明生先生の講演がありました。

 県日中友好協会理事長を仰せつかっておりますが、昨今の尖閣列島や南沙諸島の問題を見るにつけ、どう関わってゆくべきか、思案していたところでしたので、聞きに行ってまいりました。

 習近平政権の特徴や、中国の現状分析のみならず、日本の輸出入の合計において、米国・EUの総計と対中国がほぼ同じである現状などをわかりやすく説明頂きました。

 同時に、力だのみの海洋進出には反対すべきであって、そこでの妥協は、中国国内の強硬派や国粋派に組するだけとのコメントもありました。

 市民感情の中にも、日本は強硬になったと考える人と、冷静に判断する人がいるということで、中国においても意見の多様性があるんだということを再認識しました。

 そして今後の方針としては、経済・文化・非伝統的安全保障などお互いの関係の中で強靭な部分を一層強化し、歴史・島・安全保障など脆弱性な部分で抑制的管理をするという姿勢が大事と述べられました。

 いわれれば当たり前のようですが、すっきりとした答えをいただいたような気が致しました。

 もう一つ印象に残ったのは、GDPが日本を超えた中国とどう関わっていくべきかという中で、日本は「問題先進国」だという言葉がありますが、環境や少子高齢化など日本が抱えてきた、あるいは現状課題で、アドバイス的な役割を果たしてゆけるのではないかとの見解があり、これまた納得できる話でありました。

 20年以上続けております、囲碁での交流も多少は日中関係に寄与できているんではないかと、ちょっと嬉しい気分でもありました。