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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第668号 象徴への自問

天皇の御退位に臨んで

2019年05月1日

 新天皇の誕生とそれに伴う新元号がスタートいたしました。

 報道を見ておりますと、各地でのカウントダウンパーティーや万歳の風景などを映しております。

 私は、「退位礼正殿の儀」での前天皇のお言葉をお聞きしながら、極めて短い文章の中「象徴としての私を受け入れ支えてくれた国民に心から感謝します」と述べられ、最後に松の間を退席される時に振り返って参列者に会釈をされたお姿が強く印象に残りました。

 即位以来、憲法に明記された「象徴天皇制」の中で、ご自身の在り方を今日まで絶えず考えてこられたことが滲み出たお姿ではなかったでしょうか。

 象徴としての国事行為等はまさしく国民の受け入れがあって、初めて成り立つものであることを、改めて感じさせられた次第です。

 今はただ、今後ゆっくりと皇后さまと時間をお過ごしいただければと念願するばかりでありますが、今回の天皇の委譲が、天皇としての行為が難しくなったというやむをえずの理由からすれば、はしゃぎすぎるのは如何とも思うのですが、皆さんはどうお感じになられたでしょうか。