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WEEKLY INSIDE STORY

第675号 今年も全日空から販促金 

全国で唯一の搭乗率保証制度--のと里山空港

2019年07月10日

 空港整備5か年計画で、空港空白地帯をなくそうという時期があり、その時に名乗りを上げ順調に整備できたのが、本県の「のと里山空港」であります。

 7月7日に開港したことから、空港の実績等はこの日を年度の境としています。

 全国で初めて、全日本空輸と協定を結び、スタートから「搭乗率保証制度」というものを創ってきました。

 搭乗率が62%プラスマイナス4%を超えた時には、県が保証補填、もしくは全日空が販促金を払うというものです。

?そして、この搭乗率保証制度というものが、のと里山空港が全国の地方空港のお手本みたいにいわれることに、大きく貢献しています。

 開港初年度は、9700万円あまり販促金を頂いた実績がありますが、ここ1~2年再び販促金を頂ける搭乗率を確保しつつあります。

 原因は、搭乗率が落ち込む冬場に能登の食の魅力をうまく発信でき、落ち込みをかなりカバーできていることです。

 このようにして現在一日2往復ですが、能登から羽田へは毎年搭乗率が落ちている中、首都圏からの利用者が順調に伸びているのです。

 能登の人口減少は一層進んでおり、これからも能登からの利用者を増やすことは、そう簡単ではありません。

 なればこそ、これからも首都圏に能登の魅力を更にPRしてゆく努力が求められていると思っています。

 ただ、結果、首都圏からの利用者にとって都合のいい時間帯にならざるをえないことで、一日2便体制の中では、致し方ありませんが、ちょっと残念なことではあります。