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WEEKLY INSIDE STORY

第686号 まだまだ可能性が

敦賀港を視察して

2019年11月1日

 過日、私が代表幹事をしております金沢駅西活性化懇話会の視察で、北陸新幹線南越駅工事現場及び、敦賀港を視察してまいりました。

 今、金沢港は日本海側のクルーズ船の拠点港として注目されておりますが、同様に日本海側にある敦賀港はその比較において多いに参考になるのではと思ったものです。

 現地で説明等受けさせていただきましたが、敦賀港は開港120周年を迎えるとのこと。金沢港が50周年を迎えるのとは大きな違いです。

 方や天然の良港であり、歴史的な重みを感じると共に、人工的な金沢港との差異も実感せざるをえませんでした。

 そんな中、クルーズ船では受け入れが5本と金沢港の10分の1ですので、ここでは金沢港のメリットが感じられますが、コンテナ取扱量では、海外向けだけですと金沢の52%ぐらいですが、国内向けをトータルいたしますと、新潟港についで日本海側第2位で金沢港を凌駕しています。

 更に外航定期航路では貨物も含め、連携しているところもあり、大きな違いはありませんでしたが、国内航路を見ますと、敦賀―博多週6便、敦賀ー苫小牧週6便など、金沢港とは歴然とした差がありました。

 かっての北前船を通じた交流が今なお綿々と続いているのです。

 同じく本県でも北前船の交流があったにもかかわらず、人物での港を通じた往来が現在途切れているのが残念でありました。

 金沢港の振興において、まだ可能性がある分野もあるということを気づかせていただいた、視察でありました。