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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第023号 始まるか、国と地方の確執?

2000年08月10日


国、地方を挙げて財政が厳しい状況におかれているのは皆さんご承知の通りです。

そのようななかで、県議会での議論においても、地方の起債(借金)の増高に対し、「これだけの部分は将来国の交付税で補填されますから」といった答弁がなされます。

国と地方との信頼関係の中で行われたものですから、心配ないということでしょう。

しかし、ない袖は振れないわけで、これから補助金の削減などが国の政策課題として間違いなく俎上にあがってきます。

本来地方分権の中で、権限はきたけれども、国からの財源移譲というものが無視されている事が問題になっているのも拘わらず、それが単純に削減の方向に進んだとすれば、誠に遺憾であります。

そういう意味では、これからの政治課題の大きな部分は、国と地方がいさかいをしなくてはならないそんなテーマになってくる事が予想されます。

政党のあり方を考えたとき、上意下達の発想から抜けれない中央政党に安穏として帰属しているのはこれからの時代にそぐわない、そんな見方もできると思うんですが、みなさんどう思われますでしょうか?