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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第040号 今年は暖冬ではなかったのか

15年ぶりの大雪に油断?

2001年02月1日

過日の大雪の時には、県内全域にわたって交通マヒがおこりました。

金沢市内でも従来30分で行けたところが、4時間かかったとか。

原因は、北陸自動車道から大雪で車が8号線におろされ、たたでさえ朝晩は日頃から混雑している国道8号線が大渋滞をおこしたことです。

市内の幹線道路はどこかで8号線と交差していますから、そこでまたそれぞれの道路がにっちもさっちもいかなくなったのです。

当日は、8号線の渋滞は早朝からおこっていたにも拘わらず、例えば金沢市は雪害対策本部をつくったのが12:30、県は3:30であり、対応が後手に回ったといっても否めない部分があります。

やはり今回の交通マヒで考えさせられたのは、行政のみならず、多くの方々が久しぶりの大雪に対して油断があったのではないかということ。

第2にはそれぞれの道路の管理主体が、国、県、市町村に別れていてその間の連携がなっていなかったことです。

これを行政の違いだからしょうがないと考えるか、これも行政改革の一環であり、管理主体を一元化すべきと考えるか、それによって視点は当然違ってきます。

かって、国道の3桁台の路線名がついているものは地方に移管すべきとの議論がありました。

経費負担をどうするかなどの課題があり実現しておりませんが、これも地方分権の一例であり、今回の雪害にあたってあらためてその方向に進むべきとの想いに至りました。

皆さんは今回の大雪どのような感想をもたれたでしょうか?