WEEKLY INSIDE STORY
第041号 行政サービスって何？
サービス水準は人口に比例
2001年02月10日
| 今、市町村合併の議論の中で、合併したら損なのか得なのかという話がでております。 その中で、小規模市町村から、合併したら木目細かな行政サービスを提供できなくなるという反論がでております。 また、役場が遠くなるとの声もあります。 なるほどと感じられる方も多いと思います。 しかし、行政サービスとはそもそも何なのかということを考えたとき、多方面からの分析が必要です。 ある調査（日経産業消費研究所）では、行政サービスを「公共料金等」「福祉・医療」「教育」「インフラ」の４要素に分類して、集計した結果を公表しております。 それによりますと、サービス水準は人口に比例し、人口規模が行政サービス基準を上下させる１つの要因と結論づけております。 ちなみに金沢市は人口３０万人から５０万人の範囲の市の中で、公共料金では１４位、福祉・医療では３位、教育では４１位、インフラでは３１位に位置づけられておりました。 トータル４４市中、総合判断では残念ながら１８位内には入っておりませんでした。 先に我々の会派での分析結果で、財政的には合併は必ず行政経費の節減につながることを申し上げておりましたが、このように多方面からの見方が必要です。 皆さんは合併したらどのようになるとお感じでしょうか？ |
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