WEEKLY INSIDE STORY
第043号 当初予算を見て
3月石川県議会始まる
2001年03月1日
この2月27日より本年度当初議会が始まりました。 21世紀最初の予算を審議する議会です。 一般会計総額6800億円余の13年度予算の説明を受けながら(詳細は県のホームページに掲載されています)、一抹の不満足感を覚えずにはいられませんでした。 予算に対する評価はそれぞれであろうと思いますが、その感覚の原因がどこにあるのかと自問してみますと、 1.ビッグプロジェクトといわれる県庁舎などの確定した案件の継続経費にかなりの予算がくわれていること。 2.したがって、新規の大型プロジェクトに踏み込める時期ではなかった。(一般に箱物が目立ちやすいのは否めない) 3.本県のオリジナリティという部分に、これといったものが見出しにくい等等が挙げられるのではないかと思うものです。 今、県のホームページに予算の詳細を載せていただくように要望してありますので(窓口は県民文化局)、私のページにあえて詳細を載せる必要はなくなりましたが、是非関心のおありの方は県のページから予算の内容についてご覧いただければと思います。 私は今回の予算を見ながら、国地方挙げて借金体質から抜け出せない事、および景気対策として依然とし公共事業を超える新しい発想を出し得ていない今の政治の現況を重ねあわせてしまうのですが、皆さんはどう思われますでしょうか? |