WEEKLY INSIDE STORY
第494号 地域国際交流団体として20年
全国でも稀な囲碁での国際交流
2014年05月20日
この18日に、わたしが会長を務めております「金沢国際囲碁交流協会」が20周年を迎え、記念総会を開催することができました。
世界でも60か国以上で愛好者がいるといわれ、言葉が通じなくても同じルールで対局を楽しめるということで囲碁は別称「手談」といわれております。その「手談」という精神で、市民レベルでの国際交流をとの思いでスタートした当会も、いつのまにやら20年。
なにはともあれ会員の皆様が応援をし、楽しんでいただければこそ、続けてこれた20年であると思っております。
そして今となっては、囲碁を通じた定期的な国際交流団体は全国唯一ではないかと思われます。
今回は、本県出身の田尻悠人プロ棋士と同じ門下の奥田あや棋士が、謝依旻女流名人、王景怡棋士をお誘いいただき、この3名の女流棋士が総会にかけつけてくれました。
謝女流名人は、本県が初めてということでしたが、かねがね来たかったということでガイドブックで観光地なども知っておられ、これまた嬉しい限りです。
謝さんといっても、囲碁をされない方にはなじみのない名前だと思いますが、現在の女流囲碁界のNO1といっても過言ではない方で、会員が等しく来ていただいたことを喜んでくれてました。
総会後の懇親会でのクイズなど、この3名を囲んで和やかに進行し、今回の企画を十分楽しんでもらえたように感じております。
今年11月には、金沢市の姉妹都市であります中国蘇州市で、金沢市・蘇州市・韓国全州市の第4回目の日中韓囲碁対抗戦も計画されており、政治関係が冷えているこんな時期こそ草の根交流の一助として頑張ってゆけたらと念願しています。
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