WEEKLY INSIDE STORY
第548号 「跳む」年に
北陸新幹線開業2年目
2016年01月1日
新年あけましておめでとうございます。
金沢は、雪のない元旦ですが、みなさまどのような新年をお迎えでありましょうか。
「北陸」のニュアンスは、首都圏から遠いだけではなく、冬には雪に閉ざされる、そんなイメージが込められているのではないかと思っておりますが、昨今の異常気象から、雪はめっぽう少なくなりました。
また北陸新幹線の金沢開業で、時間距離が一気に短くなり、心理的にも近い地域になりつつあるのでないでしょうか。
結果、想像を超える多くの来県者を迎え、地域ではホテル不足など、あらたな課題を抱えた新幹線開業元年でありました。
しかし、2年目を迎える今年、北海道新幹線の函館北斗までの開通もあり、果たして昨年同様の来県者を確保できるのか、問われています。
そういう意味では今年は、その課題に「挑」戦する年と言えるのではないかと思っております。
幸い潜在的な地域のポテンシャルは高いと思っておりますし、昨年の反省を踏まえて、改善すべきは改善してゆくことが必要です。
そして同時に、まずは自分ができることを一歩ずつという精神も大事なのではないかと思っております。
昨年提案し、この1月には大学の同期の皆さんが金沢で同期会を開催してくれることになりました。
これも、些細なことかもしれませんが、本年の交流人口増の一助になり、嬉しい限りです。
どこを案内しようか思案しておりますが、本県のリピーターになってくれるよう頑張りたいと思っております。
本年も17年目になったメルマガをご高覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。