今年の連休は長い人で10連休という話も聞こえてきます。

恒例のように、海外出国組の空港での混雑ぶりが報道されました。

皆様はどのような過ごし方をされるのでしょうか。

さて、旅行には往来があるわけですが、あるデータによりますと、日本人の海外旅行者は1999年には年間延べ1636万人、逆に来日外国人は444万人と４倍余りの開きがあります。

また一人当たりの旅行での消費額でも、日本人317,000円、来日外国人88,100円と、これまた４倍弱の差があるそうです。

この数字を見る限りでは、日本が経済的に恵まれていると考えるべきなのでしょうか。　

或いはぜいたくをしていると思うべきなのでしょうか。

ちなみに、外国から自国への到着者のランキングでは、フランスの年間7,140万人を筆頭に、スペイン、アメリカ、イタリア、中国と続き、日本はまだ450万人の第30位です。

日本というのは、ヨーロッパのように陸続きではありませんから、海外旅行にハンディがあるにしても、まだまだ魅力という点で課題があるのだと感ぜざるをえない数字です。

数字が語る日本の姿－これまた客観的に日本を考えるいい判断材料と思った次第です。