WEEKLY INSIDE STORY
第592号 時代が変わって
中学校の卒業式から
2017年03月20日
過日、中学校の卒業式に列席してまいりました。
総勢162名、きちっとした式典で、名前を呼ばれ、一人一人校長先生から卒業証書を授与されておりました。
祝辞に続いて、2年生の在校生代表からの送辞と卒業生を代表しての答辞があり、最後は合唱で締めくくられておりました。
まず、お子さんの名前の読み方が難しい。かっての一郎・太郎や○○子が全くいません。
貴尊(たける)里桜(りお)心優(みゆ)乃杏(のあ)駿輝(としき)空陽(たかあき)慎翔(まなと)等々・・・
それぞれにご家族が想いを込めてつけられた名前であろうと思いますが、これもはやりでしょうか。
第二に、送辞のあたりから嗚咽が止まらない男子生徒も多々いて、草食系男子という言葉を想起させます。
また、卒業式を欠席した生徒も4~5人いて、はやりのインフルエンザでもかかられたのかと校長先生にお聞きしたところ、いわゆる不登校であった子たちとのこと。
クラスに一人や二人不登校の子がいるというのも今の時代、当たり前になっているようです。
本県でも、27年で小中学校合わせて1254名おられ、特に小学校でも322名と、増大しているのが大きな課題となっています。
人生すべて順風満帆というわけにはいきませんが、このような子たちも別の道で頑張っていってほしいと願うばかりでありました。
それにしても、あれもこれも私たちの時代とは大きな違いであります。時代と言ってしまえば、それだけになってしまいますが・・・