WEEKLY INSIDE STORY
第600号 石川県新県立図書館構想
後になればなるほど
2017年06月10日
石川県においては、本年県立中央病院の建て替えが終了し、次に控えるビッグプロジェクトが、県立図書館の建て替え新築です。
現在の図書館は、昭和41年に開館しておりますが、耐震基準も満たさず、老朽化が激しいことから、移転新築することになりました。
過日、新図書館の基本構想がだされ、本年基本設計が行われますが、、その規模は表にありますように、旧図書館とは比較にならないスケールです。
同時に、最近20年間に開館した6館の平均と比較しても、それは駐車台数266台、収蔵能力160万冊、蔵書数95万冊ですので、全く遜色のない規模であります。
やはり、後になればなるほど前例を参考にすることから、より素晴らしいものになる一つの事例ではないでしょうか。
県民としても期待の高まるところでありますが、あとは年間来館者数68万人、年間貸出冊数67万冊という6館平均を超える県民の利用があるかどうかが、最大の課題であります。
完成は平成34年前後になりそうですが、外観も含めてどういう施設になるか楽しみですね。