WEEKLY INSIDE STORY
第110号 新県庁中身が勝負!
見学者の賑わいはいつまで
2003年01月10日
この1月6日、金沢駅西で石川新県庁が業務を開始しました。前年の一般公開日のみならず多くの方々が見学に訪れています。 最上階の19階は、前面展望できるようになっており、遠く白山、日本海のみならず立山も眺めることができ、素晴らしい景観を楽しませてくれます。 当分の間、見学者が途切れることはないと思っておりますが、よく考えますと、一般の方々は市町村役場に用事はあっても県庁に用事のある方は限定的です。パスポートセンターもリファーレビルという別の建物にあり、なお更県庁に用事のある方は、各種団体の役員をしておられる方とか、県の事業を請け負っている方など少数になっております。 しかし、この県庁舎もわれわれの税金でまかなわれており、この多くの方にわかりにくい県政というものが、いかに県民の目線でおこなわれるか、時代にあっているかなどを考えてゆくことが我々に課せられたものと思っています。 見学者が多いと言う報道を見ながら、「建物は立派になっても中身が」といわれないよう、議会の立場でこれからも一層頑張ってゆかねばならないと改めて感じた次第です。 皆さんはもう既にごらんになったでしょうか? |