WEEKLY INSIDE STORY
第124号 児童館に高校生が!
若しかして全国的傾向かも
2003年06月1日
今、地元の児童館の運営審議会委員として児童館の活動状況を見ていますが、最近児童館に中学生や高校生が訪れることがあるとのことです。 しかもお聞きをすると、ここだけではなく、全市的にそういう傾向がでてきているそうです。 本来、児童館利用者は小学校の低学年が中心で、放課後自宅へ帰っても保護者の方がいない子が時を過ごす施設として期待されているものです。 ところが、かって利用していた子が大きくなっても遊びに来るとのこと、しかもそこでの指導員の方に話をしたりしながら、一種のストレスの発散をしている様子だそうです。 親に話せないことを話したりしているその事実は、家庭の教育力の低下の結果と判断すべきか、あるいはこういう時代の新しい地域の教育力として評価すべきなのか、考えさせられます。 こんなところにも、時代の変化のきざしがあらわれていると思うと、何となく切なくなってしまうのですが、皆さんはどう思われるでしょうか? |