WEEKLY INSIDE STORY
第704号 スピード感と、第2弾・3弾と
新型コロナウイルス感染症ーその6
2020年05月1日
コロナウイルスの収束が見えない中、緊急事態宣言の延長がほぼ確定の様であります。
感染者の鈍化がはっきりしていない以上、当然のこととは思いますが、各業界への自粛要請も同様に延長されるでありましょう。
体力のある業界や企業はともかく、多くの企業の方々、個人経営者の方々は売り上げの激減の中、固定経費だけは重なってまいりますので、日々どうすればという悲鳴が聞こえてきます。
一人10万円の給付も下手をすれば5月後半になるかもしれませんし、最大200万円、100万円の持続化給付金も最低でも5月中旬になるでしょう。
県独自の休業要請協力金も、申請受付が始まったばかりで支給は5月中旬になりそうです。
そのうえ休業要請対象外の業種も、売り上げが減少していないのではなく、ともに厳しい状況が続いております。
そんな皆様の声を聞くにつけ、もっとスピード感をだせないものか、更には次の手を今から用意すべきではないかと強く思うものです。
過日も、臨時議会で質問をさせていただきましたが、様々な補助・融資制度の周知徹底と、よりきめ細かな対策、先を見越した第2弾、第3弾を、しっかりとこれからも提案してゆきたいと思っている次第です。
まずは、それぞれの企業や個人経営者の方々が存続できることが最大の眼目であり、このことに注力してまいります。