WEEKLY INSIDE STORY
第129号 忘れられたか阪神淡路大震災
耐震調査も未実施の市町村が19(46%)
2003年07月20日
阪神淡路大震災からもう何年になったやら、日増しに記憶から薄れてゆく今日この頃です。 しかし、万が一に備え、以来公共建築物の耐震化工事が進められてきています。 ちなみに県立高校では100%耐震診断は終わっており、 平成18年までに第1次整備計画に基づいて、校舎の耐震化が終わる予定になっています。 ところが県内市町村(41)の実態を調べますと、 平成13年現在の調査では19の市町村が公共建築物に関して耐震診断すらおこなっていないということがわかりました。 いつ起こるかわからない災害のために大きな出費ができないということでしょうが、 こんなところにも市町村の実態というものが垣間見えます。 市町村合併の時に市町村格差としてこんなデータはでてこないと思いますが、 本当はこんなことも住民にしらすべき実態と思うのですが、皆さんどう思われるでしょうか? |