WEEKLY INSIDE STORY
第136号 3年以内の離職率が4割、5割
時代の流れでいいのか?
2003年10月1日
今若年者のフリーターが大変増加しており、大きな問題になっています。
その影で見過ごされそうなのが、新規就職者の早期離職です。
ちなみに、石川県では新規就職者の3年以内の離職率が大卒で36.2%、 高卒で45.6%と大変高い数字を示しています。
終身雇用制が崩壊しつつあり、雇用流動性が寧ろ企業側の論理としてもてはやされていますが、 これも時代の流れだからしようがないというべきなのでしょうか。
若者の耐える力といものが少なくなってきているようにも思いますが、 転職というものがもっと容易にできればいいのですが、 たぶんこの早期離職者がフリーターにシフトしつつある面も否めないのではないかと思います。
リストライコール人減らしというそんな風潮が肯定的に認められる今日、 どこから手をつけていったらいいのか難しい問題ですが、少子高齢化も叫ばれており、 この若年者の就職しない現象は大きな課題だと思っています。
皆さんはどうお感じでしょうか?