WEEKLY INSIDE STORY
第752号 パラリンピックが面白い
初めてみる競技
2021年09月1日
オリンピック・パラリンピックが日本開催の関係で、今までになくパラリンピック競技に触れる機会が増えたのではないでしょうか。
パラリンピック種目にしかない、ゴールボール・ボッチャなどと、オリンピック種目と同じながら、ルール等が違う車いすテニス・車いすラクビーなど、更には階級が障害に応じて細分化されている水泳など、本当にテレビを通じて、様々な競技があることを実感しています。
私自身障害者団体の顧問をいくつか引き受けており、常日頃から障害の程度は一人一人全く同じではなく、それぞれに応じた対応が必要と感じてまいりましたが、障害の程度の落差が大きいことを再認識すると共に、競技でのランク分けの公平さは、これで大丈夫なのかなどと心配しながら選手を応援しておりました。
また、世界トップレベルの選手は、それぞれに研ぎ澄まされた五感や筋肉が秀でており、日頃のトレーニングの賜物であります。
閉会まであと5日でありますが、これを機に各種目のルールを覚え、これからもパラリンピック種目のファンになってゆけたらと思います。
改めて、今回のパラリンピックを通じて、ノーマライゼーションの精神が広く普及してくれればと念願するものですが、自国開催のお陰と感謝したいものであります。
皆様は、どの種目に興味を持たれたでしょうか。