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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第759号 第5類が現実になるか?

収束しつつある新型コロナ

2021年11月10日

 我が国では全国的に、新型コロナの確認された感染者の数が、激減しております。

 単にワクチン接種者の拡大だけではなくて、第5波のウイルスがゲノムの変異をうまく修正できなくて自滅したなどといった考え方があったりしますが、本当のところは今なおはっきりしないようであります。

 そんな中、重症化を防ぐ効果が期待できる飲み薬としての治療薬が出始めました。

 イギリスで初めて承認された、アメリカメルク社の「モルヌピラビル」や、ファイザー社のもの、更には塩野義製薬が開発した薬などです。

 もし、これらが普及し実際効果が出始めますと、かねてよりいわれておりました、新型コロナ感染症が、感染症法でいう、「新型インフルエンザ等感染症」から風しんや百日咳と同様の「第5類」に格下げすることが、現実味を帯びてくるかもしれません。

 そうなれば、インフルエンザと同様に、流行する前に注射を打つ、あるいは一般病院の外来に診察といったことで終わってしまう時代になることになります。

 そうなってほしいと願いますが、一方で第5類になりますと、現在治療も含めすべて無料のものが、ワクチン接種も含め、治療費が有料ということになるでしょう。

 いいことばかりではないではないものですね。

 しかし、先ずは感染しないことが第一であることは論を待たないところであります。