WEEKLY INSIDE STORY
第140号 衆議院議員選挙が終わって
2003年11月10日
この日曜日、衆議院議員選挙がおわりました。 結果は報道等で御承知の通り、民主党も躍進したけれども、 与党は絶対安定多数を確保できたということになりました。
そして、惨敗をきした保守新党は自民党に合流となり、 予測したとおり(WIS137参照)2大政党制にまた一歩近づいたというところでしょうか。
今後、「マニュフェスト(政権公約)」の中身について、 どれほど実行に移してゆけるのか、与党の真価が問われます。
民主党のしかけた「マニュフェスト」戦略に、与党が乗せられた面も否めませんが、 従来とは比較にならないくらい、 ここでの公約に対する国民の目が厳しくなってゆくことは否定できません。
そういう意味では、小泉政権の実態あるいは自民党の本音といったものが、 より国民の前に明らかになってゆくでしょうし、そこに対する安易な認識は、 次の選挙でのしっぺがえしとして返ってくるような気がいたします。
それでこそ、政策中心の選挙と言えるわけで、 今後いい方向に進んで行ってほしいと願ってやみません。
国民のバランス感覚は素晴らしいとある新聞に書いてありましたが、 皆さんは今度の選挙どう総括されたでしょうか?