WEEKLY INSIDE STORY
第788号 残念ながらまだ
燃料電池自動車の普及は
2022年09月1日
昨今の豪雨を見るにつけ、地球環境の大きな変化を意識しないわけにはいきません。
CO2対策の重要性が一層増していますが、個人として何ができるかというと、環境にやさしい車を利用することもその一つです。
特に、CO2排出ゼロという水素を燃料とした燃料電池自動車(FCV)がこれから一層注目されると思いますが、本県では現在ゼロではないかと推察しています。
なぜかというと、水素ステーションがまだないからです。
隣県富山・福井県には既にあり、富山県でも50~60台ほど登録されているようです。
本県では、今年中に金沢市と輪島市に2か所設置予定であり、これができた暁には、県の補助金も創設され、多少は購入される方が誕生するのではと期待しています。
ただ、全国で調べると、水素の価格がKG1100円から1600円ほどまで開きがあり、今のガソリン価格の開きとは比較にならない大きな違いがあります。
過日県に対し、しっかりと調査し、本県での水素価格が高くならないよう配慮すべきと要請しておきました。
水素を作る工程の違いが価格差につながっていると思いますが、できると事実上独占価格になってしまいますので、今から手を打った次第です。
水素ステーションの完成が、待ち遠しい限りであります。