WEEKLY INSIDE STORY

第801号　成人式に想う

18歳から20歳まで

　毎年、この時期には地元の成人式に出席し、祝辞を申し上げておりますが、今年は従来からの20歳の方を対象に、「20歳のつどい」という名称になりました。

　すでに、選挙権が18歳からになっており、昨年の民法改正施行から成人は18歳ということになっていることから、「成人式」という言葉を使わなかったわけです。

　地域によっては、18歳での成人式を行ったり、19歳、20歳を対象にしたりと地域によって対応が分かれましたが、ある意味過渡期の世代ということがいえます。

　同時に、新型コロナ感染症の影響で、学校や職場でオンラインでの対応になり、同年代の方と直接接触すらできなかった世代でもあります。

　可哀そうにも感じますが、なればこそ従来からの発想を超えて柔軟にものを考える、更には先読みをする、そんな意識でこれからも頑張っていただきたいと激励させていただきました。

　それでも、晴れ着を着れる人生での大きな節目であることは、ちっとも変っていない20歳の祝賀行事でありました。