前石川県議会議員 石坂修一 公式WEBサイト

前石川県議会議員 石坂修一 公式WEBサイト HOME


日本政治の実像と虚像

HOMEWEEKLY INSIDE STORY第164号 新年あけましておめでとうございます

WEEKLY INSIDE STORY

第164号 新年あけましておめでとうございます

どんなメリハリ予算に?

2005年01月1日

新年あけましておめでとうございます。
 ホームページにコラムを書きはじめて、気が付いたら早5年目を迎えました。

 題名の通り、政治の本音の部分や裏話を少しでもお伝えできたらと思ってスタートしたわけですが、政治に関心をもつきっかけになったり、県政への理解が深まれば幸いに存じます。
 本年も頑張って続けてゆきたいと思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。

 さて、昨年末「三位一体改革」の名の下に、国と地方との財源問題が争点になり、とりあえず一つの結論がだされました。
 地方の想いとは裏腹に、財源の一部は地方に移譲されたけれども、殆どの補助金メニューは温存され、陳情行政はまだ続くようであります。
 この問題については、今年の秋からまた第2ラウンドが始まります。

 しかし、さしあたって、この1月に地方はその範囲の中で、予算組みをしなければなりません。
 一昨年の地方交付税の唐突な形での削減の影響が大変大きく、石川県でも一律対前年比15%カットから議論がスタートするようであります。

 谷本知事は「選択と集中」ということばで表現しておりますが、将に前年比でどういうところにメリハリをつけてゆくのか、そこに知事の姿勢を読み取ることができるのではないでしょうか。

 今までのすべての事業に一律何%という発想では解決できませんから、寧ろ肥大化した行政組織では解決できないこの時代こそ、政治に期待が寄せられているともいえます。

 幸い国よりも、トップのリーダーシップを発揮できるのが地方でありますから、政治の見本を国に示すといった気概で頑張っていただきたいと思っています。

 福祉部門は硬直化してなかなかメスを入れにくい分野ですが、その中でも高齢化予算を削減して少子化対策に差し向けるといったそんな動きもあるのではと思いますが、とにもかくも当初予算を注視してゆきたいと思っています。