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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第174号 取り敢えず見てきたか・・

35年ぶりの愛知万博

2005年05月10日

この連休、グループで愛知万博にいってきました。35年ぶりの日本開催です。35年前も行った記憶がありますが、殆ど覚えていません。

 今回はマンモスの化石が目玉ということで予約をし、見てまいりました。また限られた時間ではありましたが、いくつかのパビリオンも見て回りました。

 「自然の叡智」が今回のコンセプトということでしたが、なるほど、日本館などにその工夫の跡がみれます。しかし、小さな外国館ではお土産ショップと大して違わない造りであったり、大挙していくと、まさにところてん式に中を廻されました。
 マンモスの前でも、歩く歩道に乗って、1分間の鑑賞で終わりです。
 エジプト館では、展示品がすべてレプリカであり、これまたがっかり・・・

 自然の叡智というよりは、IT時代を反映して映像中心のパビリオンが派を競っているといった感想をもって帰ってまいりました。

 「そもそも博覧会とはなんぞや」なんて大げさに考えなければ、こんなもんか・・・
 話題についてゆくために、取り敢えず一回見てくるかということで、終わりそうです。

 しかし、本県の立場からすれば、これによって能登の観光客の減少など、観光産業に影響がでているのは事実でありますから、看過できないところもあります。

 今一度、博覧会の今日的な意義というものを、考えてみる必要もあるのではないかと思いつつ会場を後にしてまいりました。

 皆さんはもう行かれましたでしょうか?