WEEKLY INSIDE STORY
第206号 「安・近・短」から海外へ
G・Wはどう過ごされますか?
2006年05月1日
今年のゴールデンウイークは多い人で9連休、大概5連休の方が多いようです。
景気の落ち込みで、旅行も「安・近・短」といわれた時期もありますが、景気の回復、SARSなどの終焉もあり、今年のこのシーズンの海外旅行者は記録を更新したとか。
羨ましい限りでありますが、とにかく余裕のある方が増えたことは喜ばしいことです。
一方私はというと、ブログ風に表現すれば、曜日に関係なく新聞のお悔やみ欄のチェックのため、毎日必ず1回は事務所にいかなくてはなりません。
しかも連休中にも会合の案内があり、日常とたいして変わりませんが、多少時間にゆとりがあり、原稿を書いたり、読書やDVDでも見て時間を過ごすぐらいのことです。
振り返ってみると、議員生活を始めて19年になりますが、元日は朝5時の会合でスタート、寝正月なんてのは記憶にありませんし、年間を通して全く拘束されない時間というのは年末1-2日ぐらいではなかったかと思います。
従って、曜日の感覚が殆どなく、大型連休といってもそれほどの感慨もありません。
それも慣れればそんなものですが、議員をされていたある友人が、議員時代のそんな生活をやっぱり異常だったなんて述懐していたのを思い出します。
勿論、同じように商業施設に勤務されている方など、休みの取れない方も多くいるわけですが、こんな生活を知っておられる方で、少なくとも自分は政治家にはなりたくないとおっしゃた方もいました。
因果な仕事だなと思うこともありますが、これもまた自分の選択した道です。
しかしそんなこと以上に、やはりわが国の政治状況が少しでもいい方向に向かってくれればとの想いが強い–だから続けれるんだなと感じる昨今であります。
はたして皆さんはこのゴールデンウイーク、どんな過ごされ方をされるんでしょうかね?