WEEKLY INSIDE STORY
第210号 どう活かす?旧県庁
2006年06月10日
今年度から議会では「兼六園周辺整備特別委員会」に所属になり、早速旧県庁等を視察にいってまりました。
ご承知の通り県庁が移転して早3年余り。
賑わい創出などを期待されて、跡地論議が始まりましたが、この間セントラルパーク構想の名の下にすべて解体すればとか議論百出でした。
しかし、ようやく旧県庁のしいのきと正面部分だけは残して保存活用の方向に落ち着きつつあります。
ところがいざ、かっての庁舎内を見回しますと絨毯だけはリニューアルされていましたが、何となく薄暗い部屋の雰囲気や、ちまちまとした部屋群が印象に残って、果たしてどう活用すればいいものか、思案せざるをえません。
検討会ではレストランなどいくつかの提案がなされていますが、やはり現状をしっかりと認識しないと人の集まらない施設になってしまう危険があります。
全国の先例では資料館等に活用されているところが多いようですが、ろくに見学者がいなくて自己満足で終わってしまうそんな施設でいいのかという疑問もあります。
耐震補強は当然しなくてはいけませんが、どの程度現状をいじれるのかという課題もありますし、いざとなると本当に難しい課題であるなと現地に行って強く感じた次第です。
みなさん、いいアイデアはありませんかね?