WEEKLY INSIDE STORY
第216号 若さは活力の源!
日本ジャンボリー珠洲市で開催
2006年08月10日
この8月3日から7日まで、本県珠洲市で第14回日本ジャンボリーが開催されました。
5日の大集会にあわせ、現地へいってまいりました。
現在珠洲市の人口は18,000人弱で高齢化率もかなり高い訳ですが、そこに集まったのが若い人を中心に約21,000人です。
会場周辺は中高生などであふれかえり、大変な賑わいと同時に、活力がみなぎっている感じでした。
同行した議員一同、これだけの若い人たちが定住してくれたらとの思いで、「人質にできないかな」なんて冗談を飛ばしていましたが、まさに日頃の風景との落差を実感せざるをえませんでした。
参加チームごとのイベントに対しては、応援の仕方がコンサートの乗りで、皆さん立たないでくださいとのアナウンスをしなければなりませんでしたが、やはり若さは素晴らしいの一言です。
他県のフラッグパフォーマンスやドラム隊の演奏も素晴らしく、その中で、本県代表としては地元珠洲実業高校のマーチングバンドの出番がありました。
はたして、全国レベルに伍して大丈夫かなと心配いたしましたが、杞憂におわる見事な演技でした。
能登半島の最先端珠洲市は、人口減少や原発計画撤回後のビジョンづくりなど課題が山積しており、この豊かな自然を活かして、この日本ジャンボリーの定着化などを求めていますが、これも簡単ではありません。
この大会後はすぐ日々の現実に戻されるわけですが、なんとか活力を失わないよう智恵を絞っていきたいものだと思わざるをえませんでした。