WEEKLY INSIDE STORY

第235号 県議選情報（その2）

19歳で選挙権！

県議会議員選挙まであと40日余りとなりました。3月30日には選挙カーに乗ることになりますので、自分で自由に動けるのはあと38日間です。
　しかも途中に2月定例議会がありますので、その期間を除くと実質20日余りということになります。
　気持ちの上ではもう終盤に近づいているといったところでしょうか。

　さて、今回の選挙において投票できる人は、いつまでに20歳になった人かというと、意外と知らない方が多いのです。という私も最近勉強して知ったのですが・・・

　実は投票日の翌日までに20歳の誕生日を迎える方に投票権があるのです。ですから、県議選では4月9日誕生日の人まで、市議選では4月23日の誕生日の人までなのです。

　そしてこれが公職選挙法に書いてあるかというとそうではなくて、明治35年に制定された「年齢計算に関する法律」と明治29年制定の民法第143条によるのです。
　
　すなわち「年齢は出生の日より之を起算す」とあり、「年において其の起算日に応当する日の前日を以って満了す」と書いてあります。

　簡単にいえば、ある者の年齢はその者の誕生日の前日の午後12時に加算されると解釈されているのです。

　そういわれれば、なるほどと思うわけですが、ちょっと面白い解釈ではあります。
　是非、4月9日生まれの方にも声をかけていただきたいものです。

　ちなみに期日前投票は、告示日の翌日からできます。
　これも記憶していただいて、有意義に使っていただければありがたいと思っています。